アマゾンジャパンについて
Amazonは、アメリカのシアトルに本拠を構える世界最大手のeコマース企業です。
2018年には、Apple社に続く2社目の時価総額1兆ドル突破を果たし、世界的に注目を集める超巨大企業へと上り詰めています。
そんなAmazonが日本進出を果たしたのは、1998年のことです。
東京に“アマゾンジャパン”本社を設立し、2年後の2000年にはAmazonの日本版サイトをオープンします。
スタート時は書籍のオンライン販売がメインでしたが、現在では食品、家電、服、自動車などありとあらゆるモノが販売されるようになりました。
ちなみに、2019年の日本での売上高は、約160億ドルでした。
2018年は約138億ドル、2017年は約119億ドルだったので順調に売上を伸ばしています。
アマゾンジャパン本社で働くには
Amazonで働くというと、フルフィルメントセンターという倉庫作業を連想する方も少なくないと思いますが、今回は、アマゾンジャパン本社にフォーカスを当てて就活方法をご紹介します。
職種について
アマゾンジャパンの職種は主に以下の3つがあります。
総合職・一般職営業、物流管理、オペレーションなど
ハイレイヤー職マーケティング、事業開発、アナリストなど
ITエンジニア職ITやWEB、機会系のシステム、メンテナンスなど
このなかでも専門的なスキルが不要なのが、一般職です。
基本的に英語力もあまり問われません。
一方、マーケティング職やエンジニア職は専門的なスキルや経験が必須で、海外拠点とのやり取りも発生してくるため英語力も問われます。
求める人材
Amazonには、14項目からなる「Our Leadership Principles(OLP)」という理念があります。簡単に解説すると「Amazonでは全員がリーダーです。」という意味で、Amazonの社員は常に自分がリーダーであるという考えのもとで行動をしなくてはなりません。
この理念からも分かる通り、Amazonではリーダーの素質がある人材を求めていると考えられます。
また、面接時にはOLPの理念を基準にして、候補者の価値観や考え方を見られるので、必ず目を通しておくようにしましょう。
アマゾンジャパンの社風
日本では、主任・係長・課長などの職級が一般的ですが、Amazonでは1~12までの段階がある“ジョブレベル”という職級が用いられています。
ジョブレベルは、年齢や性別は関係なく自身の能力次第で昇格していく仕組みです。
そのため、キャリアを積んでスキルアップしたい方向きの社風だといえます。
また、レベルに年齢が関係しないので、上下関係が厳しくなく自由度が高い社風であることも伺えます。
充実したオフィス環境と福利厚生
アマゾンジャパンのオフィス環境は非常に充実していることで有名です。
多様性を重視したオフィスは、礼拝堂や男性・女性・ユニセックスで分かれたシャワールーム、授乳室、仮眠室など、さまざまな部屋が完備されており、社員が快適に働けるよう工夫が凝らされています。
また、福利厚生も魅力的で、Amazonの商品を社員割引価格で購入できたり会員制福利厚制度として、提携宿泊施設やレストラン、介護・育児サービスなどを割引価格で利用できたりします。
イベントごとも充実しているようで、ファミリーデーや花火、クリスパスパーティーなどが開かれているそうです。
アマゾンジャパンでの仕事は多忙になることが予想されますが、従業員を労る精神も忘れてはいないのです。
大企業アマゾンジャパン本社への入社は狭き門
アマゾンジャパン本社が設立した当初は、ほんの数百人程度の従業員しかいませんでしたが、現在では7000人以上にまで増えています。
とはいえ、アマゾンジャパンは人気の大企業です。
候補者がたくさんいるなかで、厳格な面接に通るのはほんの数パーセント程度といわれています。
かなりの狭き門になりますが、アマゾンジャパン本社でチャレンジしてみたいことがある方は一度トライしてみてはいかがでしょうか。